一斉に咲き乱れるソメイヨシノは、素晴らしいと思う。
日本みたいに国を挙げて桜を愛でる習慣はないけど、フランスにも桜の木はある。
それもいろんな種類があって、それぞれ違う花が咲く。
咲く時期もさまざまで、1か月くらい楽しめる。
一番乗りは、実(さくらんぼ)のなる桜の木。3月の始めにはもう満開。
実のなる桜の花は白い

そして、私の住む町の中心部。他の何かの木と交互に並木になっている。
こちらも3月上旬。
市内の公園は、3月中旬に満開。
桜があるから日本っぽくしてみたかったのか、赤い橋でジャポニズム。
別の公園で。幹が桜っぽかったから、きっとこれも桜の一種。3月下旬。
上の桜があったところのすぐ近くにて。
Google lenzで調べてみたら、「オヒョウモモ」?「ニワザクラ」?
どっちなんだか、桃なのか桜なのかもよくわからないけど、かわいい。
これは4月に入ってすぐ。
色の感じは日本の桜に似てるけど、花と同時に葉っぱが出ている。
これは同じ木だけど、3月下旬、一分咲きの頃。
そして先週、4月の一週目。とうとう八重桜が満開になっていた。
八重桜は遅めのイメージがあったけど、今年は暖かいからかもう満開になってた。
花だけど「たわわに咲いている」という表現がぴったりな気がする。
これも、幹の感じからすると桜。違うかもしれないけど…
かわいらしさは他に劣る気がする。花は悪くない。
そうそう、パリの南郊外にあるソー公園。
桜コーナーがあってここ10年くらい前から花見イベントでにぎわうようになっている。
さすがにコロナの時期は静かだったものの、その後町を挙げての一大イベントになった模様。
フランス人がコスプレして来てたっけ。
あまりの人出に、今年は2週末(4月5・6と12・13の土日)かけての花見フェスティバルだそう。
落語や能、太鼓やその他アトリエもあるそう。
詳しい内容はこちらをどうぞ↓
https://tourisme.sceaux.fr/actualites/hanami-2025-programme-complet
とにかく人出がすごいそうなので、静かに桜を愛でたい人は、平日の午前中がいいと思います。
ソー公園の八重桜はこんな感じです。ちょっと古いけど。
白い桜のコーナーもあるけど、そちらが咲くのはずっと後。
ちなみに、私の住んでいるフランス南西部では藤の花も満開。
すごくいい香りがすると思ったら、これでした。
咲く時期は短いけど、壮観です。