この夏、Auto-Entrepreneur 専用のネットバンク FINOM で口座を開設した。
口座維持費無料、振り込み手数料無料、Visaのカードも無料で持てるとの触れ込み。
いろいろ無料というところに不安はあったけど、
これまでLa Banque Postale の企業用口座(Compte Pro)で
年間300€くらいの口座維持費を無駄に払い続けてきているので、思い切って変えることに。
ネット上で申し込んで、アプリを携帯にインストールして、
アプリの指示に従ってSIRET、身分証明書、顔認証などの手続きを済ませ、
簡単に口座開設完了。必要書類の郵送なんかもない。大したもんだ。
入金も振り込みも問題なし。
気になっていたのがカード。
申し込んだはずなのに届かないなと思っていたら、ある日、
「バーチャルカード使わないと追加の手数料がかかりますよ」というメールが来た。
なんのこっちゃ。
問い合わせると、一定期間使わないと手数料が発生する。
1回1€でもいいから使えば手数料は発生しないとのこと。
携帯や腕時計(!)で支払ってる人はみたことあるけど、自分で使ったことはない。
何事も経験と、店での支払いにトライするも、やり方がわからず、敗退。
そうこうするうちに期日が来、手数料2€が引かれましたとさ。まあいいさ。
そもそも私が欲しいのはフィジカルカードでバーチャルはいらない、と問い合わせると、
アプリ上でバーチャルカードを削除してフィジカルカードを申し込む方法を教えてくれた。
簡単だけど、知らなきゃわからないもんね。
1週間くらい後、プラスチックのカードが届いてアクティベート、こちらもすぐに使える状態に。
電気代やプロバイダ代、保険など、毎月かかる物はプロ用口座から引き落としにしていたので、当然こちらも引き継いだ。
引き落としがかかる度、入金がある度にメールでいちいちお知らせが来るので鬱陶しかったのが、
これもアプリで解除できた。(気づくの遅すぎ!)
しかしある日、また「追加の手数料がかかりますよ」というメールが。
え、無料じゃなかったの!?
でも調べてみたら、きっちり明記されていた。
自動引き落としや振込みは、月に5件までは無料。それ以降は手数料がかかると…
今回ははみ出し分5€を支払って、すぐさま自動引き落としは個人用口座に変更。
念のため入金について問い合わせると、入金は振り込み回数にカウントされないとのこと。
当然だけど、まさかってこともあるし。
ともあれこのFINOM、無料は無料だけど、どこまでも無料じゃないということを知った。
有料のアカウントにすれば無料分が増えていくんだろう。
でも、いくらか支払わされはしたものの、普通銀行のプロ用口座で取られていたものに比べれば、
駄菓子屋でチロルチョコ買うようなもん。
料金が発生する時には必ず通知があるし、メールで問い合わせれば翌日には返信があるし、
この面だけでも前の銀行よりずっといい。
Micro-Entrepreneur と呼ばれているだけあって、細々と営業していく人が大半(だと思う)のAuto-Entrepreneur には良い銀行だと思う。
※あくまでも個人としての感想です。ご利用は自己責任でお願いします。
2024年11月20日
2024年11月12日
ギンナン収穫
近所の公園で、たわわに実のついたイチョウの木を発見したのが8月。
緑色の実がびっしりついていて、それからというもの、
近くを通る度に定点観測していました。
だって食べたいんだもん、ギンナン!
9月。
10月。色づいてきたものの、落ちる気配はない。
枝をゆすろうにも、高すぎて届かない。
どうしたものかと思案している時、ここでふと気づいた。
公立の公園内にある木の実、そもそも取っていいの?
小心者の私、ギンナンなんてフランス人は絶対食べないだとうとは思うものの、法に触れないかどうか公園の看板をチェック。
花を取ったり枝を折ったりしてはいけないとは書いてあるけど、なっている実をとってはいけないとは書いてない。よし!
一応、フランス人数名にも、公立の公園にある木の実を取ったら罰則があるかと聞いてみたけど、皆「問題なし」との答え。よし!
Vive la France!!
11月。芳しいかほりが漂い始めたのを確認。
3連休の週末に収穫を決行することに。
曇っていて、若干霧が出ていることもあり、公園内に人影なし。よし!
友人の実家から借りてきた、果物収穫用の棒(鉤状にした針金が先っちょについている)で、枝を揺らす。
ボコボコ落ちてきた実を、中の種だけ取り出してバケツの中へ。
素手で触ってはいけないとネットにあったので、手袋も実装済み。
よく熟れているので、押せば簡単につぶれる。
たまに果汁が飛んで「ヒィ!」ってなる。
果実のほうは、通る人が踏むといけないので、一旦一か所に集めて木の根元にそっと置いておくことに。
(自然に還ってくれるはず)
(お願い、誰も近寄らないで!)と心の中で祈りながらせっせと集めていると、あろうことか家族連れがやってきた!
しかも小さい子どもまでいる!大人と違って子どもは絶対いろいろ敏感なはず!
やばい、悪臭をまき散らしてると警察呼ばれたらどうしよう!!!
とドキドキしていたら、なんと話しかけてきた!!
仏人ママ「ねえねえ、さっきから何を拾ってるの?」(さっきから見られてたのか…)
私「えっと、これはGinkgoといって、日本では食べられてるものなんですよ〜」
仏人ママ「どうやって食べるの?クルミとかヘーゼルナッツと同じ感じ?」
私「かならず火を通して食べないといけません。食べすぎてもいけません。」
「てか、かなり独特のニオイがあるんですが、気になりません?」
仏人ママ「あら、そう?別に?」(といって家族の顔を見回す。みんな首を横に振る)
さ、さすがフランス人!!!チーズのおかげ?ワインのおかげ?発酵臭には慣れている?
てか鼻にぶい?????大丈夫なの???
「じゃあ、がんばってね〜」とにこやかに去っていきました。ホッ!!!
ある程度収穫できたところで、持ち帰って洗浄。なかなかのかほり。
1回目すすぎ。まだまだ。
4回洗ってやっとこびりついた果実が落とせたかなといったところ。
洗うところは素手でやってしまい、石鹸で洗ってもべたついた感じが残ります。
ゴム手袋は洗うときもしてたほうがいいかも。
水気を拭き取って、広げて、干す。まだにおいはするけど、乾けば薄れてくれるに違いない。
今回とれたのは1.2s。
木にはまだたくさん実がついているけど、そんなにたくさん食べられるものではないので、どうしたものかと思案中。
贅沢な悩みです。
緑色の実がびっしりついていて、それからというもの、
近くを通る度に定点観測していました。
だって食べたいんだもん、ギンナン!
9月。
10月。色づいてきたものの、落ちる気配はない。
枝をゆすろうにも、高すぎて届かない。
どうしたものかと思案している時、ここでふと気づいた。
公立の公園内にある木の実、そもそも取っていいの?
小心者の私、ギンナンなんてフランス人は絶対食べないだとうとは思うものの、法に触れないかどうか公園の看板をチェック。
花を取ったり枝を折ったりしてはいけないとは書いてあるけど、なっている実をとってはいけないとは書いてない。よし!
一応、フランス人数名にも、公立の公園にある木の実を取ったら罰則があるかと聞いてみたけど、皆「問題なし」との答え。よし!
Vive la France!!
11月。芳しいかほりが漂い始めたのを確認。
3連休の週末に収穫を決行することに。
曇っていて、若干霧が出ていることもあり、公園内に人影なし。よし!
友人の実家から借りてきた、果物収穫用の棒(鉤状にした針金が先っちょについている)で、枝を揺らす。
ボコボコ落ちてきた実を、中の種だけ取り出してバケツの中へ。
素手で触ってはいけないとネットにあったので、手袋も実装済み。
よく熟れているので、押せば簡単につぶれる。
たまに果汁が飛んで「ヒィ!」ってなる。
果実のほうは、通る人が踏むといけないので、一旦一か所に集めて木の根元にそっと置いておくことに。
(自然に還ってくれるはず)
(お願い、誰も近寄らないで!)と心の中で祈りながらせっせと集めていると、あろうことか家族連れがやってきた!
しかも小さい子どもまでいる!大人と違って子どもは絶対いろいろ敏感なはず!
やばい、悪臭をまき散らしてると警察呼ばれたらどうしよう!!!
とドキドキしていたら、なんと話しかけてきた!!
仏人ママ「ねえねえ、さっきから何を拾ってるの?」(さっきから見られてたのか…)
私「えっと、これはGinkgoといって、日本では食べられてるものなんですよ〜」
仏人ママ「どうやって食べるの?クルミとかヘーゼルナッツと同じ感じ?」
私「かならず火を通して食べないといけません。食べすぎてもいけません。」
「てか、かなり独特のニオイがあるんですが、気になりません?」
仏人ママ「あら、そう?別に?」(といって家族の顔を見回す。みんな首を横に振る)
さ、さすがフランス人!!!チーズのおかげ?ワインのおかげ?発酵臭には慣れている?
てか鼻にぶい?????大丈夫なの???
「じゃあ、がんばってね〜」とにこやかに去っていきました。ホッ!!!
ある程度収穫できたところで、持ち帰って洗浄。なかなかのかほり。
1回目すすぎ。まだまだ。
4回洗ってやっとこびりついた果実が落とせたかなといったところ。
洗うところは素手でやってしまい、石鹸で洗ってもべたついた感じが残ります。
ゴム手袋は洗うときもしてたほうがいいかも。
水気を拭き取って、広げて、干す。まだにおいはするけど、乾けば薄れてくれるに違いない。
今回とれたのは1.2s。
木にはまだたくさん実がついているけど、そんなにたくさん食べられるものではないので、どうしたものかと思案中。
贅沢な悩みです。
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