もう開封されたかと『3631』にかけてみると
なんと、「そんな封書は届いていない」と・・・・・
さすがの夫もあきれ果て、
とりあえずもう1通を郵便局から頂いてくる。
窓口に行ってもダメ、送れと言われた手紙もダメ、
日本に帰ってしまった荷物を受け取るには
一体何をしたらいいのやらと途方に暮れていると、
すでにおなじみになった日本の郵便局員さんから電話が。
「何か進展はありましたか?」との問いに、
「進展も何も、クレームすらつけられません・・・」
と情けないったらありゃしない。
いきさつを話すと、フランス郵便局のあまりの体たらくに
電話の向こう側で激しくお怒りになっている様子。
自分だって相当怒ってたくせに、先手をとられてしまい、たじろぐ私。
そして、向こうから素敵な提案が。
「どうやらフランスの郵便局はあてにならないようなので(その通り!!)
こちらから、お宅様の名前で不服申し立てをさせていただけないでしょうか?」
そ、そんな裏技があったとは!!
どうぞどうぞ、がっつりやってくださいとお願いする。
彼女の話では、不服申し立てをした後、川崎で一括処理するところがあって、
そこでの審査を通過すれば支払い云々抜きで再送できるかもしれないと。
2個口の荷物のうち1個だけは届いてもう1つは返送てこと自体おかしいので
期待できるかも、と。
「慣れないことで手際が悪くて申し訳ありません」と言われ、
この謙虚さ、奥ゆかしさよ〜 号泣
フランス人に教えてあげたいわ!!
そして。
フランス郵便局に送ったクレームは届かぬまま日にちばかりが過ぎたある日。
(1週間もたたないくらい?)
ドアのチャイムが鳴り、玄関を開けてみれば。
なんと、日本に帰っていたはずの、私の荷物(20kgちょっと)が!!!!!
ごく普通に荷物を手渡し、受け取りのサインもなく、去っていった郵便局員。
もう一つは大きくて重たいから家に運んでくれなかったのに、
うって変わったこの違いは一体!?
マジックか??
ともあれ、こちら側では何の進展もないまま
支払いを要求されることもなく荷物は届き、
一件落着となりました。
あっぱれ日本の郵便局!
忘備録として;
海外からフランス国内に送った荷物が届かない場合、
la poste, chronopost, colissimo 全てのサイトでチェックすること。
複数送る時は、発送時に何個口分の何個目かをきっちり記入すること。
可能であれば、受取人の名前をフランス人にしておく(多分、有効)
最近また日本に帰省し、懲りずに地元郵便局で船便を送った際、
ここで大活躍してくださった担当の方に直接お礼する機会がありました。
夫は、フランスを代表して謝っておりました・・・・・苦笑
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