2011年10月04日

フランス郵便局バトル・完結編

週末に投函したクレームお手紙、
もう開封されたかと『3631』にかけてみると

なんと、「そんな封書は届いていない」と・・・・・


さすがの夫もあきれ果て、
とりあえずもう1通を郵便局から頂いてくる。


窓口に行ってもダメ、送れと言われた手紙もダメ、
日本に帰ってしまった荷物を受け取るには
一体何をしたらいいのやらと途方に暮れていると、

すでにおなじみになった日本の郵便局員さんから電話が。


「何か進展はありましたか?」との問いに、
「進展も何も、クレームすらつけられません・・・」
と情けないったらありゃしない。


いきさつを話すと、フランス郵便局のあまりの体たらくに
電話の向こう側で激しくお怒りになっている様子。
自分だって相当怒ってたくせに、先手をとられてしまい、たじろぐ私。

そして、向こうから素敵な提案が。

「どうやらフランスの郵便局はあてにならないようなので(その通り!!)
こちらから、お宅様の名前で不服申し立てをさせていただけないでしょうか?」

そ、そんな裏技があったとは!!

どうぞどうぞ、がっつりやってくださいとお願いする。


彼女の話では、不服申し立てをした後、川崎で一括処理するところがあって、
そこでの審査を通過すれば支払い云々抜きで再送できるかもしれないと。
2個口の荷物のうち1個だけは届いてもう1つは返送てこと自体おかしいので
期待できるかも、と。


「慣れないことで手際が悪くて申し訳ありません」と言われ、
この謙虚さ、奥ゆかしさよ〜 号泣

フランス人に教えてあげたいわ!!



そして。
フランス郵便局に送ったクレームは届かぬまま日にちばかりが過ぎたある日。
(1週間もたたないくらい?)



ドアのチャイムが鳴り、玄関を開けてみれば。


なんと、日本に帰っていたはずの、私の荷物(20kgちょっと)が!!!!!

ごく普通に荷物を手渡し、受け取りのサインもなく、去っていった郵便局員。

もう一つは大きくて重たいから家に運んでくれなかったのに、
うって変わったこの違いは一体!?
マジックか??


ともあれ、こちら側では何の進展もないまま
支払いを要求されることもなく荷物は届き、
一件落着となりました。

あっぱれ日本の郵便局!



忘備録として;

海外からフランス国内に送った荷物が届かない場合、
la poste, chronopost, colissimo 全てのサイトでチェックすること。

複数送る時は、発送時に何個口分の何個目かをきっちり記入すること。

可能であれば、受取人の名前をフランス人にしておく(多分、有効)





最近また日本に帰省し、懲りずに地元郵便局で船便を送った際、
ここで大活躍してくださった担当の方に直接お礼する機会がありました。

夫は、フランスを代表して謝っておりました・・・・・苦笑
posted by かりん at 20:55 | Comment(6) | TrackBack(0) | パリ生活

2011年06月27日

フランス郵便局バトルC

週末にクレームお手紙を投函し、次の月曜日。
クロノポストの事務所?じゃないけどとりあえず人間のいるところへ。

夫が見つけてきたオフィスは、google map で見るとコンコルド広場のど真ん中。
地下駐車場の中で、オベリスクの真下あたり。


集荷配送所みたいなところで、カウンターにはアジア系のお兄さんが一人。

これまでの経緯を説明すると、お兄さん

「うちはEMSしか扱ってませんよ。
船便ならラ・ポストでしょう」

・・・だーかーらーーーーーー

どうしてこの国の人たちはいっつも人のせいにばっかりして、
解決方法を見つける努力をしないんだろう・・・

それでも一応、クロノポストのデータベースで確認、
社内のどこかにも電話して、荷物がないことを確認してはくれた。

ついでだから、必ず人間につながる電話番号もゲットしておく。


帰り道、もう一度ポストに寄る。
クロノポストで船便はラ・ポストだと言われた、と言うと

今回は今までとは別の人がいて、
やっぱりフランス国内番号がないとどうしようもないので
家でインターネットで調べてみろと。
(この窓口にインターネットはないらしい)

URLを聞くと、Colissimo の文字が・・・

コリッシモ???なんで????
コリッシモって、箱と送料が一緒になった、アレ??

と思いながらも家に帰ってコリッシモのサイトで追跡すると。


・・・一発で出てきた。


6月1日にきっちりフランス国内に入り、
6月6日にパリ市内の郵便局に着いて
これまたきっちり日本に帰ってるのがばっちり記載されておる。

ついでに、3日前に受け取ってきた荷物も見てみると、
なんともおもしろおかしいことに、

この荷物はまだ郵便局で保管されてるーーーーーー爆笑
もういっこ何かもらえるんかいな?んん????


そして・・・・まだ続く
posted by かりん at 19:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | パリ生活

2011年06月24日

フランス郵便局バトルB

フランス郵便局との戦いの続き。



とりあえずはパリに残った荷物を何とかしなきゃ、とはいうものの
こいつは重量30kg、大きくて重たいので配達できないので取りに来てくださいと。。
(普通、大きくて重たいから送ってくれるもんじゃないのかい??)

しょうがないので一番大きいスーツケースを持って、
夫と二人で『3631』で伝えられた郵便局へ。

最寄のポストじゃなくて少し遠い方のポストだったのでおかしいと思っていたら案の定、


ない。


そこの郵便局の人が再び『3631』に電話して行方を聞く。
そして、うちの最寄のポストにあることが判明。

やっぱりね・・・


とりあえず最寄のポストへ移動。

ついでだから、どうして2個分口分の1つだけ届いてもう
1つは返送されてしまったのか聞いてみると

「この荷物は、20日(月)の夜遅く届いたの。
もう一つは、ここにないから知らないワ。
伝票番号は?
あーこれ、日本の番号じゃない。
フランス国内の番号は?わからない?
じゃー、ここではどうしようもないわね!

だいいち、国際小包はクロノポスト。
そっちで聞いてみてよ」


このおねーちゃんの態度はまぁ、いつも誰でもこんな風だから無視するとして
・・・これ、月曜に届いてたの?今日は金曜日だよ??
なんで、うちに何のお知らせもないの?

伝票には、自宅の番号と携帯番号までがっつり書いてるのに!

と突っ込むと

「知らないわよ。荷物受け取ったの私じゃないし」


でたーーーーーーー
C'est pas moi!!!!!!!!!!!!!! そうよね、理由はいっつも「私じゃない」!!!


そして、それがまかり通るフシギな国、フランス。

そんな彼女から「クレームはここに送って」と
フランスポストに送る苦情陳述書類?を受け取る。

おとなしく書いて郵便ポストに投函することに。



まだ続く。
posted by かりん at 23:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | パリ生活
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