2009年02月09日
ブラッド・ピット『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』を観ました
昨日、日曜日はフランス風に(?)映画を観に行きました。
フランスで公開されたばかりのブラッド・ピット主演映画
『ベンジャミン・バトン数奇な人生(仏題はBenjamin Buttonだけ)』。
ストーリーは、生まれた時点で80代、成長と共に若返っていく男性ベンジャミン・バトンの数奇な人生。
ストーリーとはあんまり関係ないけど、
生まれてすぐにその顔を見たおばあさんの一言
「前の亭主にそっくりだわ」
が、異常に受けました(笑)
成長するにしたがってブラッド・ピット演じるベンジャミンは若返っていき、
切ない場面もぽろぽろでてくるんですが、
ほろりときそうなときに必ず出てくる、落雷じいちゃんのエピソード。
こんな場面なのに思わずくすっと笑わされます。
最初は「誰?このじいちゃん??」という感じなんですが、
成長(=若返り)と共にブラッド・ピットの顔になっていくのがおもしろかった。
っていうことは、彼は将来あんな顔になるってことなんでしょうか。。
あんまり書くと、これから見たいと思っている人にネタバレしそうなので
内容には触れませんが、
英語+フランス語字幕で、私でも内容はほとんどわかりました。
いい映画でした。
ひとつ思ったのは、「人と違う」って本当にソンだな、ということ。
そんな「違い」を普通に受け入れた、ベンジャミンの母は、偉い。
それにしても、デイジー役のケイト・ブランシェット。
現フランス大統領夫人カーラ(カルラ)・ブルーニに似てると思ったのは、私だけ??
2008年04月08日
ダニー・ブーン『シュティの国へようこそ』
今フランスで人気絶頂のコメディ映画『シュティの国へようこそ』(仏題:Bienvenue chez les ch'tis)を観てきました。
(あれ、邦題は『ようこそ、シュティの国へ』だったっけ?まあいいや)
観客総数1740万人、フランス映画史上最大の動員数だそうです。
フランス総人口が6400万人ということを考えると、すごい数!
それにしても、面白かった。
『シュティ語』というのは、フランス北部地方の方言。
北の方だから、日本で考えるとやっぱり東北地方になるのかな。
津軽弁?
岩手弁にしても面白いかも。
内容は、南仏に住んでいた主人公がフランス北部の郵便局長に任命され、とまどいながらも小さな北の町での暮らしを始める。
食べるものも何か違うし、シュティ語(そこの方言)は何を言ってるんだかわからないんだけど、人々の優しさや温かさに気づき、徐々に心を開く、というか仲良くなっていく、というもの。
こうやって書くと月並みだなー・・・
でもちょっと違うなー・・・
ともあれ、
フランス人だってわからないシュティ語、
日本人の私に分かるわけがない。
でも、笑えました。
分からないことがさらに笑える。
日本だとここまで分からないと字幕がつきそうなものなんだけど、
あえてつけないのがフランス流?
まあ、主人公が分からないっていうのが面白さになってるから
みんなで一緒に理解していきましょうね、ってことなのかも。
確かに、昔、青森に行ったとき、分からなかったし。
(ちなみに私は九州出身。津軽弁VS九州弁で話してみたら、お互いまるで通じなかった。。。涙)
言葉の多様性、文化の多様性、いろいろありますが
この「違い」をネタにここまで面白くできたダニー・ブーンに乾杯!
posted by かりん at 19:11
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