別に家出したいわけじゃなく、買おうと思って。
世界金融危機で地価が下がり、なおかつ金利が下がるのをアテにしているのか、
妙に乗り気な私達夫婦・・・
そうはいってもパリ市内は高くて手が出ないので、
手の届きそうな郊外エリアを見て歩くことに。
先週末はパリの北西、Conflans-Sainte-Honorine(コンフラン・サント・オノリン)
へ行ってきました。
この街は中世からの歴史を持つ、パリから見るとセーヌ川の下流にある街。
ものすごーくかわいらしいところでした。
並木道と教会。街灯すらかわいらしい。
絵本の挿絵みたいです。
セーヌ河岸には船(ペニッシュ:Péniche)がたくさん並んでいます。
これは、もともと貨物の運搬に使われていた船を住居として再利用したもの。
ここ数年、フランスでは静かなブームになっているそうです。
(でも実は費用もけっこうかかるらしい。)
こんなところに住んでいるとのどかな人間になれそうです。
そういう習性なんでしょうけど、白鳥もぷかりぷかりと浮いています。
人が近づいても動じる気配のない白鳥たち。
慣れたものです。
冬のパリ(郊外)の晴れ間、ペニッシュ住民の洗濯もはかどったみたいです。
普通の集合住宅並みに郵便受けまで整備されてます。
船とは言っても、定住そのものですね。
地上の家との違いは、揺れることくらい???
「旧市街」の案内につられ、急勾配の坂を上ってみました。
川の向こうには田園風景が広がっています。
教会出現かと思いきや、フランス赤十字の建物でした。
立派ですねー。
この街訪問の主旨、家探しということで街中も歩いてみました。
家々の間からにょきっと突き出た立派なもみの木。
十分都会のはずなのに田舎らしくて、おもしろいですね。
今回は車で行ったので電車で何分かかるのかはわかりませんが、
(RER と SNCF が通っているらしい)
サン・ラザールから40分くらい?(多分)
東京に住んでいた頃を思えばなんということもない通勤時間。
ストライキさえなければ・・・
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